鬼ころし
労務不正に強い国際探偵行政書士の森部です

弁護士と会食をするため久しぶりに岐阜駅に来た
駅のロータリーに立っているノブナガ像も
しっかりマスクして感染予防している
「鬼ころし」の織田信長はどんなリーダーだったのだろうか?
信長は戦場では部下たちの意欲と才能に任せた「丸投げ」体質で
「部下の出身や身分」などは関係ない
結果がすべてという成果実力主義
そして常識にとらわれない戦略で新しい可能性を取り入れ
コミットメント・ビジョン達成型のリーダーシップ
それは変化が必要なアフターコロナのリーダー像にマッチしているのかもしれない
私が探偵で新人デビューした日
先輩について福井の現場へ向かった
先輩とふたりだけのチームだが
先輩がリーダー、私が部下だ
先輩が運転する車の助手席に乗車し
何をしていいかもわからず
張り込みを続ける
すると先輩が
「ちょっと後ろに移動するけどこっち見たらダメだよ」
と言う
私はきっとまだ後輩には教えれない秘密の探偵道具とか準備してるのかな?
と、前を向き張り込みを続けた
ガサガサ、ゴソゴゾ
キーッ、パチン!
フーッ!
と、先輩は何やら機材と格闘しているようだ(笑)
20分くらいした事だろうか?
先輩は薄ら笑いな感じで私を呼ぶ
振り向くとそこには常識では考えられないリーダーの姿があった
先輩は丸裸でヘラヘラしながら
全裸で車から飛び出し
それ以後連絡もなく
あとは私の意欲と才能に任せた「丸投げ」状態!
そこに置かれていたビデオカメラと機材でデビュー戦を乗り切った
それからその先輩の姿は見た人はいない
現場を後輩に「丸投げ」してその場を去るようなリーダーは
もはや探偵ですらない
ただの「部下ころし」だ

