押し売り
労務不正に強い国際探偵行政書士の森部です

ソーシャルディスタンスが進むなか
コンビニのレジで間隔を空けて並んでいると
横からおばあちゃんが横入りしてきた
後にみんな並んでいるのが分からないのだと思い
周りの空気を読んで「おばあちゃん!僕の番と代わってあげるよ」と伝えると
おばあちゃんは嬉しそうに、私の腕をずっと撫でてきた
ソーシャルディスタンスもクソもない状況だが
人に親切にできる事はハッピーな事だ
「あなたの為に」と親切の押し売りする人がある
その本人はあなたを特別扱い等して
良い事をしているつもりなのだが
自分が特別扱いして良くしてあげているのを認めてちゃんと感謝して欲しいという、見返りの気持ちなのだ
それはあなたの為にしてくれているのではなく
その人が自分の為にやっている偽善なんです
自分自身は相手を思いやっている振りをして
ただ自分を認めて欲しい気持ちの表れです
なので、その人がその押し売りを渡した時は
必ず恩を返せよという「貸し」の気持ちが生まれます
その「貸し」を糧に彼らは
その後利己的な振る舞いをしてきます
その「貸し」を相手がウザいな!と思われた頃
またいりもしない親切の押し売りをやってきます
親切の押し売りとは、その「貸し」を使って
人間関係を操作して、自分の要求を達成させようとする手段なんです
自己中心的で相手の気持ちが分からない
お金や物でしか人を引き寄せることしかできない
かわいそうな人です
本当の親切とは
恩をもらったから返す
恩をあげたから返してもらう
のではなく
相手が困っている時に現れ
本当に必要としている事を察して与え
普段は周りのみんなにに感謝と親切で接する
するとそれだけでハッピーになる
そんな人間に自分がまずなること
そうすれば親切やハッピーは
貰うもの返してもらうものではなく
自分自身の中から生まれてくるものになる

