パンチングボール
労務不正に強い国際探偵行政書士の森部です

外出自粛期間中に身体が鈍らないようにと
Amazonでパンチングボールを購入したのだが
まったく荷物が届かなかったが
6月19日県をまたぐ移動自粛が解除と共に
自宅へ配送された
商品のプロモーションビデオを観て
颯爽とボールを的確に打ち
華麗なパンチングさばきを自分でもできると想像して包装から出した
横で見ていた奥さんが
まったくあなたができる姿を想像できない
と笑っていたので
早速やってみたが
猫パンチからの顔面に直撃し
いきなりイメージと違うスタートとなった
うちで少し探偵の勉強がしたいと
関わってきた31歳の青年から相談の電話があった
彼とはまだ面識がなかったので
少し身の上を聞いてみると
東京で6か月ほど探偵の仕事をして
今は名古屋に来てるそうだ
「11月に行政書士試験があるので
今から勉強して最短で合格したいんです
いい勉強方法を教えてください!」
と、希望に満ちた声で彼は質問した
聞けば法学部で勉強していた訳でもなく
まったくの法律の知識がないそうだ
「探偵と行政書士って相性がいいと思うんです」
なので無茶苦茶勉強して
探偵と行政書士で独立しようかと考えているようだった
彼のビジョンには共感できるが
その11月まで彼の資力(時間.お金.体力)を集中させるのはやめておいた方がいいとアドバイスした
計画性がないからだ
まずは自分の立ち位置が把握していない
30歳で探偵をはじめて6か月
そこで5か月後に行政書士試験に合格
その後探偵と行政書士で独立!
って計画通りうまくいけばいいのだが
きっと行政書士の勉強を始めて2か月くらいで
あと3か月で本当に合格できるか?
と心が折れ、全てが嫌になる
そして探偵の仕事に集中しようとするが
そもそも行政書士になれないのに
探偵やってて意味あるんだろうか?
とまた悩みはじめる
また何か面白ろそうで儲かりそうな仕事を探す
それもまた自分の人生だから
それはそれで良いと思うのだが
まずは計画の実現可能性と自分の能力のバランスを分析して
継続が可能な努力を目標地までやり抜くことが大切だとアドバイスした
11月までに合格するぞ!というモチベーションや決意は大事な事だが
それが挫折した時に次にやり続けるマインドの方がはるかに大事な事だ
だが私のパンチングボールは5か月後でも
颯爽と華麗なパンチングさばきできるようには
とうていなってないと思う

