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人生はプライスレス

Aero Lounge & Bar
P923+3CV, Kathmandu 44600 ネパール
https://goo.gl/maps/SqtBpzrf6JJAk6PG7

 

 

国際探偵行政書士の森部です

ネパールの空港に到着して帰国のチェックインをすると係の人が「今日ではない」と言われる 

よく見たら1ヶ月後にフライトを予約していたようだ笑

 

 

 

 

ネパールの旅行会社の人が間違えたようだ

そんな状況の時は焦っても、旅行会社の人を責めてもなにも解決しない

この状況はいかに自分の経験にするかで人生の物語は大きく変わる

旅行会社の人に連絡を取ってみるが、もう乗ろうとしていたチケットは取れないと思い

一度、空港の外にでようとするが

カトマンズの空港のセキュリティチェックは厳しく

出る際にもなぜ?空港から出るのか?

パスポートから電話番号からノートにチェックされる

予約がなかったからと言うと

少し吹き出して係員は外出を許可する

 

 

 

 

あとは深夜のフライトが取れるのを待つかと

空港の外にでればホテルやタクシーの呼び込みが僕をおそってくる

しかし、僕が目指しているのはGoogleで見つけたラウンジBARだ

せっかくインドの空港トランジットのラウンジでお酒を楽しむはずがその時間がなくなったことで

空港の近くでくつろげるBARを探していたのだ

店に入ると、まだ内装も完全に完成していないようで玄関先では工事業者がカウンターの椅子を作っていた

従業員が吹き抜けの3階ホールの1番見晴らしがいい席に案内してくれる

頼んだハイボールを飲みながらホッと息をつく

 

 

 

そういえばもう日本に帰るからネパールのお金全部全部使っちゃったなぁ

クレジットカードが利用できるかチェックしてみると2枚のクレジットカードとも使用できない…

でた!海外あるある笑

空港まで戻って両替しようかと思っていると

 

少しゼレンスキー大統領のような質感のオーナーが現れて

お腹に手を置き歓迎の挨拶をし始めた

ひととおり挨拶された後に私は彼に

「I have no Rupees(ルピー)

   but have many Japanese Yen」と伝えると

 

 

 

彼は紳士的な物腰で従業員に場所をそのままキープするように伝え

近くの両替所まで案内してくれるのだ

そして彼に私の職業が探偵だと伝えると

カンフーはできるのか?と聞かれ

キックボクシングならできると伝えると

教えて欲しいとファイティングポーズを取ってくる

そして再びソファー席にふたりで戻り

また少しビジネスの話をしていると

彼は私の仕事に非常に興味を持ちはじめた

その時、あることを私は思いだした

 

 

 

昼のフライトに合わせて72時間以内のPCR検査をしたが

深夜のフライトだと陰性証明の期限の効力が消えてしまうのだ

なので彼に近くで正式なPCR検査の陰性証明書を出してくれる所へ連れて行って欲しいとお願いすると

彼は喜んで連れて行ってくれた

夜の20時に陰性証明書がもらえる事が確定して

ようやく私も日本に帰国できるようになった

そして再びBARに彼と戻り

ソファーに2人で腰掛けると彼は言う

「さぁこれで安心してビジネスの話ができますね!」

 

 

 

人生でトラブルが起きた時

人は悪い側面ばかりを気にする

その側面にとらわれてリカバリしようと

負のスパイラルにおちいる

物事は常に表裏一体であり

悪く見える側面があれば良く見れる側面もある

その見方は自分の価値観次第なのだ

 

 

 

予約したはずのフライトに搭乗できず

インドの空港のラウンジでまったりできない

悪い面があれば

このようにお金は多少かかっても

新たな出会いやビジネスチャンスが広がる

良い面もある

目の前に起きる状況を悲劇にするのか

喜劇にするのかロマンスにするのかは

主役である自分の演じ方しだい

そんな自分の役に酔っているのか

ウィスキー飲み過ぎで酔っているのか

 

 

 

その時、一通のラインメッセージが

「再度予約した片道航空券14万円になります」

人生の経験はプライスレス

しかしこのプライスはダウンして欲しい笑